プロフィール
2006年、ひとつの天然石との出会いがすべての始まりでした。
その神秘的な輝きに心を奪われ、独学でワイヤーワークを学び、石と金属を融合させたオリジナルペンダントの制作を開始。最初の作品が誰かの手に渡ったその瞬間、「自分の手で“願いを形にする”ことができる」と確信し、本格的な活動がスタートしました。
“いまの自分に必要な天然石”を直感で選び取り、それに寄り添うようなワイヤーデザインを施す。そんな一点物のジュエリーは、まるでお守りのように持ち主の背中を押し、多くの方が夢を叶えていく姿を見届けてきました。
やがて作品は人気ギャラリーや大手百貨店での展示販売へと広がり、これまでに1500人以上のお客様と出会う中で、私が学んだのは「世界観の伝え方」「心に届く提案」「そして、人と人との温かなコミュニケーション」の大切さ。
現在はこのすべての経験を糧に、ジュエリーを通して“人生を輝かせるきっかけ”を届けるお手伝いをさせていただいています。
山口出身、岡山在住。
わたし・長谷川真由美の原点
少しわたしの話しを書かせていただきますね。
ジュエリー制作にたどり着くまで、私は栄養士として働いていました。
今の仕事とはまったく異なるように思われるかもしれませんが、実は深いところでつながっています。
料理を作ることは好きでしたが、特に献立の“組み合わせ”や“バランス”を工夫することが得意で、それが職場でも評価されていました。限られた食材や条件の中で、最適な提案を導き出す。その感覚は、今のジュエリーのコーディネートにも生かされています。
当時、職場の調理担当は私よりも一回り以上年上の女性たちばかり。20代だった私は、戸惑いや葛藤を抱えながら、人間関係に悩む日々を過ごしていました。
うまくいかない思いや、言葉にできない感情を抱えながら、私はひたすらノートに気持ちを書き出すようになり、心理学や経営学の本にも自然と手が伸びていきました。
どんなに心が苦しくても、「カラフルで、心も元気になるような献立を届けたい」。
その小さな目標が、私の背中をそっと押してくれました。
未熟さと向き合い、工夫し続けることで、職場にも少しずつ自分の居場所ができていきました。
そんな経験を通して、私は「小さな努力が自信になる」ことを、確かに知りました。
現在の活動に至るまで
栄養士として7年間勤務したのち、結婚を機に退職。
その後は、自営業を営む夫のもとで10年間、受付業務を手伝う日々が始まりました。
そこでは、幼い子どもから高齢の方まで、幅広い年代の方と関わる中で、思いがけない苦しさに直面することもありました。
けれど同時に、仕事をすることの厳しさや喜び、人との信頼関係の大切さを実感し、コミュニケーション力も自然と磨かれていきました。
その後、男の子2人と女の子1人を授かり、母としての新たな役割が始まりました。
けれど、子育ては“子どもを育てる”というより、“自分自身を育て直す”時間でもありました。
子どものころに親にしてほしかったこと、逆にしてほしくなかったこと、そんな記憶と向き合う中で、自分の心が揺れ、自信のなさに悩むことも多々ありました。
「このままでは、大切な子どもたちを幸せに育てられないかもしれない」
そんな不安がきっかけで、人の心の仕組みに興味を持ち、心理の影響力に気づいたのです。
そこから私は、かつて栄養士時代に大切にしていた“本を読む習慣”と、“ノートに思いを綴る習慣”を、再び日常に取り戻しました。
不安や緊張、恐れは誰の心にも訪れるけれど、そこに自分に合った小さな良い習慣を取り入れることで、少しずつ心が整い、やがて努力が自信へと変わっていく
そんな体験が、今の私の礎となっています。
テーマを持つ生き方
テーマが決まると、人生の景色そのものが変わります。
色、音、空気さえも、そのテーマの世界観に染まり出すのです。
あるとき、情熱的な赤い天然石を主役に据えた「ルージュコレクション」というテーマで作品展を開催しました。
真紅のルージュカラーのドレスをまとい、自らDMを手渡しながら“ルージュの世界”に入り込むことで、お客様にもその熱を届けることができました。
「このDM、配らせてください」とお声をかけてくださる方まで現れ、作品展は大きな盛り上がりに。
この体験から、“思わず動き出したくなる世界観”を創ることが、作品を超えて心を動かす鍵なのだと確信しました。
それ以来、ただの展示ではなく、テーマ・ディスプレイ・空間演出までを一つの物語としてお客様に体験していただくことを大切にしています。
ワイヤー制作の作家としては珍しく、ギャラリー空間を自らプロデュースし、人気ギャラリーや大手百貨店での展示販売も実現してきました。
ジュエリーは、ただ身につけるものではなく、
その人の人生の色を照らし出す、物語の一部であると、私は信じています。
長谷川真由美
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商標
意匠
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2014年以前を表示する | |
2005年 | 天然石に出会う |
2006年 | ワイヤーアクセサリーに出会う |
販売開始 | |
2009年 | 初個展 |
2012年 | 岡山 アートガーデン個展 |
福山 ギャラリーくわみつ個展 | |
2013年 | 岡山 ギャラリーZ個展 |
2014年 | 岡山 ギャラリーZ個展 |
福山 ギャラリーくわみつ個展 | |
2015年 | 京都 ホテルグランビア KANAWジュエリー オープニングエキシビション |
KANAWジュエリー 商標登録 登録第5750330号 登録第5901175号 |
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高知 Cafe le lien個展 | |
大阪 ブレインカフェ個展 | |
山口 ギャラリー庵個展 | |
岡山 ギャラリーZ個展 | |
2016年 | 福山 ギャラリーくわみつ個展 |
北海道 札幌作品展 | |
北海道 北見作品展 | |
岡山 ストライプインターナショナルゲストルーム オーダーメイド受注会 |
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倉敷 recheRche オーダーメイド受注会 | |
岡山 ギャラリーZ個展 | |
2017年 | 福山 ギャラリーくわみつ個展 |
金沢 Cafe&Gallery musee ミュゼ ふたり展 | |
岡山 倉敷せとうち児島ホテル個展 | |
岡山 岡山タカシマヤ 胸キュンかわいいマルシェ出展 | |
岡山 ホテル リマー二牛窓 三人展 | |
2018年 | 岡山 岡山タカシマヤ個展 |
岡山 髙島屋NIPPONものがたり出展 | |
東京 フラッグ・ギンザ・ギャラリー 個展 | |
岡山 岡山タカシマヤ オトナ可愛い耳飾り出展 | |
岡山 ギャラリーZ 個展 | |
2019年 | 岡山 岡山タカシマヤ 春咲きルージュアクセサリー出展 |
岡山 Jテラスカフェ 個展 | |
岡山 岡山タカシマヤ 秋待ちアクセサリー展 | |
岡山 ちんがらや店舗 初秋のカナウ・ジュエリー展 | |
福山 ギャラリーくわみつ 「和む冬支度」作品展 | |
大阪 泉北髙島屋 作品展 | |
大阪 堺髙島屋 作品展 | |
岡山 岡山タカシマヤ 作品展 | |
2020年 | 大阪 なんば 大阪髙島屋 作品展 |
岡山 岡山タカシマヤ 春咲きジュエリー出展 |